昨日の暑さとは違い、サラリとした過ごしやすい一日となりましたね。ですが営業の方や配達の方は、額に光る汗を拭きながら急いでお越しになられたり、私も一升壜のケースをせっせと運びながら吹き出る汗と格闘しながら、10月とは思えない天気の良さに嬉しくも、困惑ぎみの今日この頃です。
さてさて今日の入荷&銘酒のご案内です。神亀酒造は「お燗酒の神」とも呼ばれ、大の日本酒通がこよなく愛し続ける銘酒を造りだす。
ひこ孫 純米大吟醸
3年以上熟成を経たお酒だけに冠される『ひこ孫』ラベルの最高峰。徳島県産の山田錦を40%まで磨き醸した、神亀酒造のフラグシップとなる1本です。凛とした気品があり、絹のようになめらかな味わい。一口含むと、熟したりんご様の香りが鼻に抜け滑らかで上質なくちあたり、奥深い旨みを感じつつ、甘やかな香味が口中に広がり、喉を通り過ぎる頃には柔らかく繊細さを感じ、後は濁ったところが全くない引き締まった酸味と僅かな苦味を残し、すうーと消える。
とにかく「旨い」これが極上酒の姿かと一人余韻に浸りたくなる…贅沢な食中酒は素材の甘みを引き出してくれる様な感覚は、食とお酒を共に最高の形で楽しみたいという方には救世主いや…日本酒の象徴と云えよう。
純米吟醸 小鳥のさえずり
鳥取県八頭町の田中農場さんが堆肥農法で作られた山田錦を使用しています。有機農法にこだわる田中さんの山田錦でお酒を造れる蔵元は全国でも数えるほどしかありません。非常に落ち着いた、高級感ある味わいはマイナス10℃で3年以上の熟成期間が綺麗な旨みを表現する。超低温でゆっくり熟成することで、非常に穏やかながらも落ち着いた吟醸香に、とてもやわらかく滑らかな口当たりに、スカッとした後味です。
純米 ひこ孫
ひこ孫の名前の由来は小川原社長の祖母くらさんに、ひ孫をみせたい想いから名づけたのだそうです。小川原社長の優しい一面を垣間見るエピソード。ひやで飲んでもその濃厚でやわらかなしっかりした味わいはわかりますがやはり、燗が旨い。熱燗から少し冷めた燗冷ましは最高です。チーズやクリーム系料理にとても合い、白ワインより癖になる。うな重などの濃い味の料理にも◎。三十五歳以上の方にお勧めのお燗の王道が味わえる酒通酒。蔵で三年以上熟成してから出荷。
神亀酒造の銘酒は、芳醇な美味さが引き出される、常温からぬる燗で飲むのがオススメです。
一度60度まで温度を上げ、ゆったりと飲みながら燗冷ましを楽しむもまた良し。 開栓してからも、どんどん美味しくなる酒です。
神亀の真骨頂といえる燗酒の旨さをどうぞ!全量純米の拘り、神亀酒造を知らずしてお酒は語れない。お燗酒の素晴らしさに感動する事間違いなし!!